今注目のウクライナとは?衣食住、観光地や日本との関係を調べてみた!

現在ロシアから侵攻を受け、必死に抵抗している国、ウクライナ。日本人にとってはあまり馴染みのない国の一つではないでしょうか?

そこで今回は、そんなウクライナの基本情報や衣食住の特徴、観光スポット、さらには日本との関係について掘り下げて見たいと思い、記事を書いて見ました!

よろしければ最後までお読みください!

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基本情報

正式国名:ウクライナ

国旗

                               

 

首都:キエフ

面積:約60万3628km2(日本の約1.6倍)

人口:約4239万人(2018年推計)

気候:全体的に穏やかな大陸性気候。南部は温暖であるが、北上にするにつれ気温差が激しくなり、冬は厳しい寒さとなる。

民族構成:ウクライナ人77.8%、ロシア人17.3%、ほかポーランド人、クリミア・タタール人など。

言語:ウクライナ語(国家語)、その他ロシア語等

1991年のソ連崩壊と共に独立したウクライナ。ロシアの南東に位置しています。日本からの直行便はなく、ヨーロッパ経由のフライトで所要時間は12-14時間ほどです。

周辺国と比較しても面積が広く、多くの国と接しており、 地理的にも重要な国だということがわかりますね。

日本では馴染みの薄いウクライナの食事とは?

ウクライナ料理と聞いて何か一品でも思い浮かぶ人は少ないでしょう。特徴から説明すると、

 

・味が濃い
・野菜料理が多い
・主食はパン
・調理法は炒める、煮る、茹でるが一般的で、揚げ物は少ない

といった感じです。

このような特徴を踏まえ、ウクライナの代表的な料理を4品ほど紹介します!

ボルシチ

日本でも馴染みが高いボルシチ。ロシア料理と思っている方も多いかと思いますが、実は ウクライナ発祥の料理なんです。

赤かぶをベースに、具は煮込んだビーツ、玉ねぎ、じゃがいも。野菜の甘みや旨味がぎゅっと凝縮したスープは、コク深さがあって本当に美味しいです。

スメタナというサワークリームを入れるとピンク色になり、味もまろやかになって2段階の味を楽しむことができます!

スヴィニーナ

代表的な肉料理の一つ。スヴィニーナはロシア語では「豚肉」という意味です。

しかし、実際に使っているお肉は牛肉のソテー。グリルした野菜やキノコと一緒に卵で閉じた一品。かなり味が濃いようなので、パンと相性が良さそうです。

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ヴァレーニキ

こちらは、 日本の餃子に近い料理で、ボルシチと並んでウクライナを代表する料理です。

半月の形で、小麦粉に水を加えて薄くのばした皮で、じゃがいも・キャベツ等の野菜や、肉・豆類・チーズ類・桜桃などの果物で作った具を包み、茹でて食べます。

スメタナ、油、焼き玉葱などで調味されるのが一般的で、日本人の口にも合いそうですね!

シルニキ

シルニキは、白チーズを使ったパンケーキの一種。ウクライナの伝統的なデザートです。

カッテージチーズを卵、塩、砂糖、小麦と混ぜて、丸い形を作って、焼くだけですが、生地を絶妙な硬さにするのが難しいんだとか。

サワークリームやジャム、バターを付けて食べるそうです。また、ドライフルーツやレーズンを入れて食べるのもおすすめみたいですよ!

ボルシチがウクライナ発祥だったとは驚きですね!他に紹介した3品も、ウクライナだけではなく、ロシアや東ヨーロッパ各国でも食べられているようで、歴史の変遷を受けて幾多の国が独立した現代においても、 食文化という観点では、ロシア、東ヨーロッパ各国は強いつながりを持ち続けているのかもしれません。

文化や国民性、観光地を紹介!

文化・国民性

ウクライナは世界でも屈指のバレエ大国で、首都キエフをはじめ大都市には必ずオペラ座があり、毎日のように公園が行われています! そのクオリティも素晴らしく、常に満員状態なんだとか。

また、チケットも驚きの安さ! なんと200円からで見ることができます!最も高い席でも2400円ほど。日本では5000円以上は当たり前にするのと比べると破格の安さですよね!

だからこそ、連日満員になるくらい、多くの国民がオペラ座に足を運んでいるのかもしれませんね!

そんなウクライナ国民ですが、何か独特の国民性はあるのでしょうか。

調べたところ、傾向としてとても 気さくで率直な人が多いとのこと。人間関係への考え方は日本と大きく異なります。 調和よりも、親しさを重視している人が多く、互いの考えをぶつけ合う中で人となりを理解し、関係を深めていくという考え方が一般的なようです。

ウクライナの代表的な観光スポット3選!

ウクライナの観光地と言ってもこれまた思い浮かばない人がほとんどだと思いますので、代表的な観光地を3つ紹介します!今後渡航される方は、特に参考にしてみてください!

ソフィア大聖堂

ソフィア大聖堂はウクライナの首都、 キエフ最古の教会です。1990年には世界遺産にも登録されており、内部の床や壁に残る建てられた当時に描かれたフレスコ画やモザイクは見る者を圧倒します。

 

リヴィウの旧市街

ウクライナの北部にある、リヴィウの「旧市街」。こちらも世界遺産に登録されています。石畳の路地と数百年前の建物が並ぶ、メルヘンチックな雰囲気を味わうことができます。

 

長らく、ポーランドやハプスブルク帝国などヨーロッパ系の国々の支配下にあったことから、 古き良きヨーロッパを堪能できます!

ポチョムキンの階段

黒海に面した港町、オデッサにある「ポチョムキンの階段」は、街の象徴とも言うべきスポットです。1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を、その20年後に映画化した『戦艦ポチョムキン』のロケ地としても有名です。

階段の上から景色を眺めると、黒海が一望できます。

3つの他にも、修道院などの歴史的な観光地や、SNS映えするスポットなど多種多様な観光地が多く存在していることがわかりました!

現状訪れることは難しいですが、数日間かけてウクライナの国中の名所を訪れてみるのもとても面白いかもしれません!

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知られざる日本との関係とは?

ウクライナは総じて 親日的な国と言われています。1992年に両国の外交関係が設立され、要人の往来も比較的頻繁に行われており、2019年にはゼレンスキー大統領が来日しました。

また、日本は1998年から2009年までの間に430万ドル以上の資金援助を行っているだけでなく、1億5,180万ドル以上の助成金を提供しています。

さらに、チェルノブイリ、福島第一両原発事故の際も、互いに協力し合っています。

互いに親密な関係を築き、今日に至っているのですね!そのようなことからも、今般のロシアとの緊張状態に関して、日本から見ても対岸の火事ではないと思うのです。

まとめ

ウクライナは、文化、食など様々な面でロシアや東ヨーロッパとの結びつきが強いことがわかりましたね!日本人にとってはマイナーな国だからこそ、一度訪れて生のウクライナに触れてみる価値は大いにあると思います!

1日でも早くウクライナに平和が戻り、旅行を楽しめる日が来ることを切に願っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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