TBS系列で毎週木曜日19時から放送中の人気番組「プレバト」。その中でも、特に人気のコーナーが俳句です。
出演者たちが俳句を読んで、それをプロの先生がランク付けし、添削をするという内容ですが、そのプロの先生が今回取り上げる夏井いつきさんです!
番組内でも褒めるときは褒める、悪い時はビシバシ添削するといったスタイルや、梅沢富美男さんはじめ出演者との掛け合いも視聴者から人気を集めています。
そんな、夏井先生の家族や経歴、俳句との出会いやプレバト以外の出演番組について気になったので調べてみました!
よろしければ最後までお読みください!
[ad]
プロフィール
本名:加根 伊月(かね いつき)
生年月日:1957年5月13日
年齢:64歳
出身地:愛媛県
学歴:京都女子大学文学部国文学科卒
家族は夫と子供が二人いて、夏井さん自身は 現在も松山市在住です。結婚は2回しており、現在の旦那さんは加根光夫さん。夏井さんよりは8歳年上で、博報堂の関西支社に勤務していたんだとか。現在は夏井さんのマネージャーとして仕事に同行するなど、夏井さんを公私に渡って支えているそうです。
2014年には、光夫さんが株式会社夏井&カンパニーを設立するとともに、代表取締役に就任しています。
二人のお子さんは、 長男が夏井さんと同じく俳人として活躍されており、長女に関しては公開情報がなく、一般の会社にお勤めされいるのかもしれません。
親子で俳人として活動されているというのは驚きですね!自分の活動に子供も何か影響を受け、ともに同じ道を歩んでいる姿は、夏井さんにとっても非常に心強いものがあるのではないでしょうか。
夏井さんの若い頃が気になる!
学生時代はバレーボールの選手でリベロとして活躍していたんだそうです!
今でこそ、大御所俳人としてその名が知れ渡っている夏井さんですが、大学卒業後は、いきなり俳句の世界に飛び込んだ訳ではなく、 国語科の教諭として松山市内の中学校に赴任しました。
最初の旦那さんも同じ教師仲間だったとのことです。 「夏井」というペンネームもこの最初の旦那さんの名前なんだとか。
子供も授かり、順調に教師として働いていましたが、体調を崩した姑を、松山市内にある夫の実家で介護する必要に迫られたことから、やむなく教師をやめたそうです。
離婚した夫の姓を現在のペンネームで使用するというのが、なんとも素敵ですよね!
姑だけでなく、脳腫瘍を発症した実母の介護もしなければならず、それに疲弊してしまい離婚を余儀なくされたそうですが、前の旦那さんへの感謝やともに過ごした時間を忘れないという意味で「夏井」をペンネームに選んだのかもしれませんね。
俳句との出会いはいつ?
上記のような状況の中で、夏井さんが俳句と出会ったのはいつなのでしょうか。それは、教師時代、 唯一の趣味として独学で俳句を嗜んでいたことに始まります。
歳時記に記載されいる季語に感銘を受け、真剣に俳句に取り組むようになったようです。教師を辞職する時には、当時の教え子に「俳人になる」と宣言していたんだとか。
その後、黒田杏子に師事しながら、松山市で本格的に俳人として活動を始めました。
「感じたままを表現する」という自由な句作をモットーに掲げながらも、季語と五七五の定型を守る「有季定型」に則った句作も重視しています。
2013年からプレバトに出演し、俳句の面白さや奥深さを世に広める傍ら、自身でも 「俳句の種まき活動」と称して松山市を中心に、毎年開催される俳句甲子園へ参画したり、イベントに出演したりと、俳句の注目度を高めるべく、精力的に活動しています。
その間、
・第8回俳壇賞(1994年)
・第5回中新田俳句大賞(2000年)
・第44回放送文化基金賞(2018年)
・NHK放送文化賞(2021年)
など多くの賞を受賞するなど、功績が讃えられています。
趣味で始めたものが仕事になり、現在は自分が俳句を普及していく立場になり、それが世の中から評価される、こんなに素晴らしく誇りに思えることはなかなかありませんよね。
人生は一つのきっかけで大きく変わることもあるということが、夏井さんの俳人としての生き様を知るとよくわかります。
プレバト以外の出演番組を紹介!
現在はプレバトにレギュラー出演されている夏井さんですが、他にも出演されている番組はあるのでしょうか。
調べたところ、現在はレギュラー出演はプレバトのみですが、過去には、徹子の部屋、あさイチ、天才てれびくんシリーズやNHKの俳句関連の番組には頻繁に出演されているようです。
2021年には、同じくNHKの番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で密着取材を受け、自身の活動を公開しています。
その他、ラジオ番組やテレビCMなどにも複数出演しているようです。
[ad]
まとめ
日本の立派な文化の一つである俳句。普段の生活では接点がない人が多いと思いますが、夏井さんがテレビ番組や本など多様な媒体を通してその普及に尽力されていることが分かりました!
俳句だけでなく、これまで脈々と受け継がれてきた我が国の伝統や文化に対して、興味関心を持つことやそれを受け継いでいくためにできることを模索することは、日本人としての責務の一つなのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!