ゼレンスキー大統領の服装はなぜラフ?G7からの復路も気になる!

2023年5月19日から5月21日の日程で開催のG7。

その中で、ウクライナのゼレンスキー大統領も来日し、各国の首脳と会談されています。

さらに、21日は広島で演説も予定。

そんなゼレンスキー大統領ですが、ロシアのウクライナ侵攻後から今般のG7まで、メディアなどを通してその姿を見ると、かなりラフな服装であることがわかりますね。

この背景にはどんな理由があるのでしょうか。

また、来日時はフランスの政府専用機で広島空港に降り立ったゼレンスキー大統領ですが、安全のため復路はどのような経路になるのでしょうか。

以上2点についてまとめました。

よろしければ、最後までお読みください。

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プロフィールと経歴

プロフィール

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名前:ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー
生年月日:1978年1月25日
年齢:44歳
出身:ウクライナ東部
宗教:ユダヤ教
政党:国民の僕
最終学歴:キエフ国立経済大学 法学学位取得

経歴

幼少期から話芸の才能に秀でており、大学卒業後は法曹の世界に行かずコメディー俳優としての道を選択しました。

現在のウクライナ侵攻のきっかけとも言えるウクライナ東部出身のため、母語はロシア語ですが、2019年5月に大統領に就任してからはウクライナ語を練習し、現在会見などは全てウクライナ語でこなしています。

順調にコメディー俳優としての道を歩む中、ウクライナ社会に対しても声をあげ続けていました。

中立的な立場で、オレンジ革命やマイダン革命といった親露派政権への抵抗や追放に肯定的な一方、当時ウクライナ政府が推進していたロシア語文化の弾圧には強く反対していたのです。

しかし政治経験は全くない中で、なぜ大統領になったのでしょうか。

その大きな要因は、 自身が出演したドラマにあります。2015年、政治風刺ドラマ 「国民の僕」がウクライナの国営放送で全24話にあたり放映されました。

歴史教師である主人公が素人政治家として大統領に当選し、汚職にまみれた政界や腐敗したウクライナ社会を立て直すべく奔走する物語。

ドラマと実社会が重なるようなテイストで、ウクライナでは大流行。ゼレンスキーは主演を務めます。

このドラマによって、 国民の間では作中で描かれた主人公とゼレンスキーを重ね合わせ、現実の大統領選挙への出馬を期待する動きが起きました。

そして2018年、ゼレンスキーは期待に応えて来年の大統領選出馬を表明。劇団「第95街区」のメンバーらと「国民の僕」というドラマのタイトルを冠した政党を立ち上げて選挙運動を開始。

44名もの候補が乱立する中、ウクライナ社会に強い不満を持つ青年層や労働者層を中心に絶大な支持を集め、決選投票の末大統領に当選しました。

44歳にして大統領を務めるカリスマ性やリーダーシップ、有事の際に毅然とした対応ができるスマートさなどが、国民から支持されている大きな要因ではないでしょうか。

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ゼレンスキーの服装がラフな理由3つ!

ゼレンスキー大統領がラフな服装で公務に臨まれている理由として、以下3つの理由が考えられるとのことです。

軍服のため

電撃訪問のバイデンと会った時のゼレンスキーに「影武者」がいた!?|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
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夏はTシャツ、それ以外の時期は長袖をまとっているゼレンスキー大統領ですが、これは列記とした 軍服なんだそうです。

濃い緑のようなカーキ色がウクライナの戦争時の制服。ファティーグと言うんだとか。

自国が戦火にある中、そのトップであるゼレンスキー大統領が軍服で演説したり、各国を回って支援を要請したりするのはある意味当然のことと言えるかもしれません。

兵士や国民感情に寄り添うため

ゼレンスキー大統領がスーツではなく、あえてTシャツ姿で公の場に登場するのは「戦場で戦う兵士たちとの絆」を大切にしているからだという。

引用:日刊ゲンダイ

このように、軍服を着ていることで、第一線で活動する兵士と一体であることを示すだけでなく、国民にも親近感を掻き立てているよう。

ロシアの侵攻が始まって以来、自撮りでSNSから国民にメッセージを発出したり、度々演説をおこなっているゼレンスキー大統領。

そのほぼ全てを軍服着ておこなっています。

そのような姿が、国民とも一体になっていることを示しているようで、国民にもそれは伝わっているでした。

「すべてのウクライナ人がこぞって、ゼレンスキー氏を支えるようになった。彼は自分自身を手本にしながら、国民を奮い立たせているし、団結させていると思う。

政府はプーチンの軍隊を撃退していて、彼はその政府のトップだ。だからこそ大勢が心から彼を見上げて、尊敬している」。

引用:BBCニュース

メディア戦略のため

ゼレンスキー大統領は、イメージ戦略の一つとしても軍服を着用しているという見方もあるようです。

「カーキー色の丸首シャツとともに徹底している。このパーカーはウクライナ人が経営するM-TACの商品。全世界の目を意識していますね」

と語るのは、イメージ戦略専門家の乳原(うはら)佳代氏。

実際、ゼレンスキー大統領の着用するパーカーを在庫欠品中とのこと。

最初からイメージ戦略を狙っていたのかは不明ですが、結果としてウクライナだけでなく、全世界にイメージを創出しているのではないでしょうか。

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G7からの復路は?

ゼレンスキー大統領の広島からの復路(帰路)がどうなるかについて、関係者のなかでは決まっていると思いますが、一般に予め明かされる可能性は少なそうですね。

現在日本にいることが知られている以上、身の安全性を考慮するためにも明かされない、または中継もされない方が良いと個人的には思います。

ゼレンスキー大統領が無事に日本を発つことを祈るしかありませんね。

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まとめ

国際社会からの支援を受けながら、ウクライナの1日も早い勝利、平和を願うばかりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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