ノルディック複合の内容やルールとは?強豪国や歴代日本選手も調べてみた!

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北京オリンピックで渡部暁斗選手が三大会連続となるメダルを獲得したことが話題になっていますが、彼の出場する競技が、今回紹介する「ノルディック複合」です。

しかし、「一体どんな内容の種目なのか?」「ルールは?」「基準タイムは?」『過去の有名選手は?」など、ノルディック複合に対して疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、そのノルディック複合について、調べて見ましたので、よろしければお読みください!

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ノルディック複合の競技内容を解説!

ノルディック複合とは、スキージャンプとクロスカントリースキーを行い、両種目の成績で争われる競技で、ノルディックコンバインド(Nordic Combined)とも呼ばれます。

個人戦の他に、1チーム4人制で行われる団体戦、1チーム2人制のチームスプリントがあります。

ジャンプでは瞬発力、クロスカントリーでは持久力が必要であり、総合的な運動能力が求められる競技です。ヨーロッパでは、この種目の王者を、King Of Ski(キングオブスキー)と呼んで称賛するするそうですよ!

冬季オリンピックの競技であることは上述のとおりですが、世界選手権なども頻繁に開催されており、日本選手も今大会の渡部暁斗選手はじめ多くの選手がこれまでの大会で活躍しています。

競技を見ていると、特にクロスカントリーがかなりハードではないかと感じます。スキー板とストックを装着し、上り下りの雪道を滑走するのは、強靭な足腰と体力が必要で、レース終了後の疲労度は相当なものではないかと簡単に想像できますね….

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私も、スキーは得意でよく滑りにいきますが、板を履いて上り坂や真っ平な面を滑るのは本当に疲れます。(笑)

グンダーセン方式、マスタート方式とは?

ノルディック複合の大まかな競技を紹介したところで、細かいルールについても、少し掘り下げてみましょう!

ノルディック複合には、大きく「グンダーセン方式」と「マスタート方式」と呼ばれるルールがあります。一つずつ解説しますね!

グンダーセン方式

この方式は、スキージャンプの成績に基づいて、クロスカントリーを時間差スタートによる追い抜き方式で争う形態のことを指します。

最初のスキージャンプの得点(飛距離点+飛系点)の合計ポイントで順位を決め、ポイントをタイム差に換算します。

ex)個人戦:15pt=1分、団体戦:45pt=1分、チームスプリント:30pt=1分

その後、スキージャンプの成績順に首位から算出したタイム差をつけてクロスカントリーをスタート。個人は10km(W杯では5,15kmもある)、団体は一人5km、チームスプリントは1人2.5kmを交互に行い1人計7.5kmの距離を滑走します。

クロスカントリーのフィニッシュライン通過順に、競技の総合成績が決定するという流れになります。

マスタート方式

この方式は、上記のグンダーセン方式と逆で、クロスカントリーからスタートします。

全員一斉にクロスカントリーをスタートし、そのタイム差を得点に換算。その後、ジャンプを2本飛んで得点の最も高い選手またはチームの優勝となります。

ジャンプはクロスカントリーで最下位だった選手からスタート。飛距離をそのまま得点とし、飛型点はないが転倒するとその分減点される形式となっています。

今回の北京オリンピックでは、グンダーセン方式で行われています。選手の中にもジャンプが得意な選手とクロスカントリーが得意な選手などに分かれると思いますが、方式によるそれぞれの選手の戦い方に注目して観戦するのも面白いかもしれませんね!

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強豪国はどこ!?

ノルディック複合の強豪国と言われても、頭に浮かばない人が多いのではないでしょうか。

オリンピックやW杯の上位選手を確認すると、ノルウェーやドイツ、オーストリアなどが常連となっており、強豪国と言っても良いのではないかと思います。

リーベル選手
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特に、ノルウェーのヤールマグヌス・リーベル選手はW杯個人総合3連覇中で現役最強選手と言われています。

しかし、今回の北京オリンピックではクロスカントリーで走るコースを間違えるまさかのミスで、8位という結果に。

往年の大選手でもまさかのミスを犯してしまう、オリンピックはそれほどの大舞台だということがわかりますね。その中で、競技は少し違えどスキージャンプで金メダルを獲得した小林陵侑はじめ、メダルに手が届いた選手は、自身の能力を大舞台で発揮できるメンタルの強さを兼ね備えたスーパープレイヤーだと改めて感じます。

歴代日本選手がすごかった!!

渡部暁斗選手
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日本も冒頭に紹介した渡部暁斗選手をはじめ、過去には現長野市長の萩原健司さん、高橋大斗さんらが世界選手権やW杯で優勝したり、オリンピックでは団体で、カルガリー、リレハンメル大会で金メダルを獲得するなど、欧州の強豪国と肩を並べるような強さを誇ります。

今後、その強豪国を脅かすような期待の若手選手がどんどん出て、世界で活躍する姿を期待したいですね!

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まとめ

活躍する選手もいる中、あまり詳しくその競技内容を知る人がノルディック複合。全身をハードに使って高い運動能力が求められる競技だとわかりました。

いつかリーベル選手を抜く現役最強選手が日本から出てくることを期待しましょう!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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