2022年12月15日深夜に、舞台『家を壊す-他、短編-』の公式サイトが、更新され、16日から上演する予定だった公演について、作・演出の谷賢一さんへの告訴ならびにハラスメント行為の告発があったことを踏まえて中止にすることを伝えました。
【公演中止について】
『家を壊すー他、短編ー』は協議を行った結果、主催者の判断で全公演中止とさせていただきます。チケットの払い戻しとその後の対応については追って公式WEBにてお知らせいたします。ご観劇を楽しみにしてくださっておりました皆様に心よりお詫び申し上げます。 pic.twitter.com/2lzLUxpzm0— 舞台『家を壊す -他、短編-』公式 (@iewokowasu) December 15, 2022
この谷さんについて、
・プロフィールと経歴
・ハラスメントの内容や被害者
をまとめました。
よろしければ、最後までお読みください。
プロフィールと経歴
プロフィール
名前:谷賢一(たに けんいち)
生年月日:1982年5月11日
年齢:40歳
出身:福島県
身長:185cm
血液型:B型
ジャンル:劇作家、演出家、翻訳家
最終学歴:明治大学文学部卒
経歴
高校在学時に、演劇や文学に目覚めた谷さん。
明治大学在学中に渡英し、カンタベリー・ケント大学(Theatre and Drama Study)にて演劇学を学ばれました。
帰国後、明治大学全学合同企画である文化プロジェクト’05『マクベス』の演出を担当し、 学生80名参加、動員2000名の公演を成功に導くなど、演出家として早くから頭角を表します。
さらに、在学中に劇団「DULL-COLORED POP」を旗揚げし、主宰として全作品の脚本・演出を手がけたほか、千葉県で市民劇団を立ち上げたり、タイニィ・アリス職員およびプロデューサーとして活動。
2010年4月より青年団演出部に所属されています。
告発されたハラスメントの内容や被害者は?
今回の公演中止について、最も気になるのが告発された内容や、その被害者についてですよね。
調べたところ、まず被害者に関しては、女優の大内彩加さんという方のようです。
大内さん本人が、自身のTwitterで谷さんを提訴した旨明かしていました。
お知らせです。
私、大内彩加はDULL-COLORED POP主宰 谷賢一を提訴いたしました。noteには以下の文章含め、より詳細にどうして告発に至ったかの経緯も記載しております。
まずは画像に纏めた文章を御一読いただけますと幸いです。
「全ての人たちへ」https://t.co/kTnFAEhl9H #MeToo #MeTooJapan pic.twitter.com/cu2TimFhVV
— 大内彩加 (@o_saika) December 15, 2022
ハラスメント内容については、
・日常的に胸やお尻を触る
・卑猥なことばをかけられる
・卑猥な内容のLINEが送られてくる
・稽古中に飲酒しながら稽古する
・酩酊状態で稽古場にくる
・性的な演出を演者の許可を取らず行う
・若い役者・スタッフを複数人の前で怒鳴りつける
・女性キャストに肩を揉ませる
・女性を必ず自分の隣に座らせる
・物にあたる、態度に大きく不快感を出しながら稽古する
・急に人を叩く、蹴る
大内さんによると、上記のような行為を2021年3月まで約3年に渡って受け続けてきたとのこと。
さらに、ここには書ききれないハラスメント行為も見られたようで、谷さん自身は上記の行為をハラスメントだと自覚していないそうです。
・「自分はハラスメントをしたことはない」
・「もししたとしても〇〇(過去の劇団員)の尻を揉んだぐらいだ」
さらに、女優ハマカワフミエさんも大内さんに便乗しています。
大内さんに連帯致します。 https://t.co/RcfYWLwxjJ
— ハマカワフミエ (@hamakawafumie) December 15, 2022
しかし、谷さん自身も大内さんの提訴を受けて反論されています。
この度は私に関することで大事なお客様、および公演関係者に多大なるご迷惑とご心配をおかけしていることをまず深くお詫び申し上げます。以下、ご一読頂ければ幸いです。
本日公開された大内彩加さんの文章について https://t.co/sgFKBV6jWq
— 谷賢一 (@playnote) December 15, 2022
彼女の文章は事実無根および悪意のある誇張に満ちており、受け入れられるものではありません。
訴状が届いていないため起訴内容については確認できておりませんが、司法の場で争う所存です。
https://www.playnote.net/archives/2752
どちらの言い分が正しいのか現状ではわかりませんが、今後の動向を注視していきます。
まとめ
解決までには少々時間を要しそうな本件。
舞台を楽しみにされている方のためにも、しっかりと膿を出し切ってほしいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。