俳優の松重豊さん(59)が主演する「孤独のグルメ」(テレビ東京)のSeason10がスタートしましたね!
放送開始から10年、“夜食テロ”とまで称される日本を代表するグルメドラマとなった同番組は、今や大晦日の「NHK紅白歌合戦」のウラ番組としても健闘するコンテンツです!
その視聴率は、世帯2・3%、個人1・1%で、同時間帯で首位。
それだけ視聴者の人気を集める理由は何なのでしょうか?
また、それだけ人気な番組にもかかわらずゴールデンの時間で放送されない理由も気になるところです。
さらにどのような撮影方法を取っているのかについても調べてみました!
よろしければ、最後までお読みください!
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孤独のグルメの人気理由は?
孤独のグルメが人気な理由については、いくつかの要素に分けられるようです!
松重豊さんの食べっぷり
Season1から主演を務める松重さんは来年1月に還暦を迎えられるにも関わらず、その食べっぷりで視聴者を驚かせ、釘付けにしていますよね!
さすがに最近は『キツい』とボヤいているそうですが、 現場では絶対に残さず食べるそう。
お約束の追加注文は、松重さんのアドリブなんだとか。
「撮影前日の夜から胃腸を整える(つまり食べない)」とのことで、その徹底ぶりが伺えます。
出てくるお店が全て実在していること・庶民目線
孤独のグルメに登場するお店は全て実在しています。
どのようにお店を選定しているかは分かりませんが、町の 大衆食堂が多く、庶民目線。
実際にある店と料理を題材にしつつも、店主や従業員たちは役者が演じるというドキュメンタリー風ドラマで、そのキャスティングも本物かと思わせるほどソックリなところが、視聴者からの共感を呼んでいます!
番組の終わりには原作者の久住昌之さんが舞台となったお店を訪問するコーナー「ふらっとQUSUMI」が用意されています。
実際のお店で実際の従業員さんも登場し、番組で松重さんが食べたメニューを久住さんも食べることで、番組の答え合わせをするような形。
このようなドラマと本物を同時に見られることも人気になっています!
料理の映し方
最後は料理の映し方。
照明を当てすぎたり、湯気を出しすぎたりといった、わざとらしさがないところが好感を呼んでいます。
すべて自然に流れてゆく、ゆったりとした心地よさが、孤独のグルメ最大の人気理由なんだとか。
実際の視聴者の声も集めてみました!
相変わらず凄い胃袋だな五郎さん🍚🥢
ぜんぶ美味しそうだった~(ฅ¯ω¯ฅ )#孤独のグルメ
— アキ (@aki__chang) October 21, 2022
孤独のグルメ面白いな
店の内装、客や店主の感じから色んな想像張り巡らせているのいいな
あと食事パートと仕事パートそれぞれの出来事をゆるくまとめ上げてるのが心地よい— 根波 (@pin_hai_13) October 21, 2022
孤独のグルメとかいうおっさんが飯食ってるだけなのに面白いドラマ
— ルリコン🔰🍺 (@ruri_ruri09) October 21, 2022
ゴールデン番組に昇格しないのはなぜ?
これほどまでに人気な孤独のグルメですが、ゴールデン番組に昇格しないのはなぜなのでしょうか。
大きな理由としては、番組の制作方式が関係しているようです。
テレ東の深夜ドラマは、作品を作るための資金調達の際に、テレビ局単独出資ではなく、複数の企業に出資してもらう制作委員会方式をとることが多いとのこと。
しかし、孤独のグルメは、制作・著作全てテレ東が握っています。
さらに、同番組のサントラ、ネット配信、DVD、本などもあり、同局の看板番組の一つとして「金のなる木」になっており、テレ東としては、 番組を長く続けたいとの思惑があるそう。
そのために、ゴールデン昇格などして 早く飽きさせるようなことはしたくない。
細く長く儲けたいというのが本音なんだとか。
一方で、キラーコンテンツであることを活かし、大晦日のNHK紅白歌合戦の対抗馬として、2017年から「孤独のグルメ」大晦日SPを放送。
同時間帯の民放番組で視聴率トップ(6.6%)を記録するなどテレ東にとっては欠かせない番組です。
あえてゴールデンに昇格させないことで、息の長い番組として、視聴者の人気を保持し続けることを狙っているのですね!
撮影方法も気になる!
最後に、孤独のグルメがどのように撮影されているのかについても紹介しておきます!
まず、お店についてですが、内装などを真似たセットを作っているのではなく、実際のお店を貸し切って撮影しているんだそうです!
撮影は5,6時間に及ぶこともあり、余裕を持って8,9時間ほど貸し切るんだとか。
また、松重さんが食べる料理も1種類につき5皿ほど用意し、トラブルがあった時のために備えているんだそうです。
また、松重さん以外のお客さんが食べる料理についても全て決められており、こちらは1種類につき2皿ほど用意しているとのこと。
料理自体は本番10分前から作り始めるそうで、作り置きはせず、出来立てのもので撮っているんだそうです。
番組自体は30分ほどですが、かなりの工数がかかっていることがよく分かりますね!
まとめ
放送開始10年を迎えた孤独のグルメ。
今後も20年、30年と続いて、国民的番組として確立されることを楽しみにしましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!